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自分で学ぶ心理学

心理学に興味はあるけど、どっから手を付けていいかわからない。そんな人のためのブログ。

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 内向的、外交的な性格を形成する大きな要因はある遺伝子にあると言われています。

その遺伝子についてのご紹介します。

 

本記事は前回の記事とセットでお読みいただくとより理解が深まると思います。

 

 

 

 

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また前回の記事では○×の数が同じくらいでよくわからなかった、より詳しく調べたいという人は次の質問に答えていってください。

自分に当てはまると思うものに〇をつけて下さい。全部で29項目あります。

 

 

 

内向型・外向型チェックシート

 

 

  1. 休憩が必要な時、グループで過ごすよりも自分だけか2~3人の親しい友人で過ごしたい
  2. プロジェクトに携わるときには、細切れではなく、まとまった長い期間を与えてもらう方がいい
  3. 話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモを作る
  4. 概して、話すより聞く方が好きだ
  5. 人から、「物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だ」と思われることがある
  6. 祝い事は、大きなパーティを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい
  7. 通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
  8. たいていの人が気が付かないような細かなことに気付く
  9. ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気を感じる
  10. 何かをするといったら、ほとんどの場合、その通り実行する
  11. 仕事に締め切りや緊急性があると、不安を感じる
  12. あまりに多くのことが同時進行していると、朦朧としてしまう
  13. 何かに参加するかどうか決めるのは、しばらく見学してからにしたい
  14. 長期的な人間関係を築くほうだ
  15. 他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔されるのも好きでない
  16. たくさんの情報を取り込んだときは整理するのにしばらくかかる
  17. 刺激の多すぎる環境は好きではない。世間の人がなぜホラー映画を見に行ったり、ジェットコースターに乗るのかさっぱりわからない
  18. 匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある
  19. 創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである
  20. たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう
  21. 人を紹介するより、紹介される方が好きだ
  22. 新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる
  23. 人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きではない
  24. 怖くて折り返しの電話をかけられないことがある
  25. 人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになる
  26. ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる
  27. ちょっとした知り合いは友達とは考えない
  28. きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる
  29. 周囲の人に、自分で思っているより頭がいいと思われて、驚くことがある。

 

 

〇が20~29・・・かなり内向型の傾向が強いです。周囲と食い違うことが多い可能性が高いからこそ、自分の情報処理パターンを

理解すると今より楽に生きられるかもしれません。

 

〇が10~19・・・外向型、内向型の両性質を持ち合わせています。

 

 

さて、内向型はなぜ多くの刺激を求めないのかというと、遺伝子が少しだけ異なることが原因です。

その遺伝子は新しいものに対する好奇心が強いかそうでないか(新奇性追求の程度)ということに関係しています。

 

具体的には上記の遺伝子(ここでは分かり易くするために新奇性遺伝子と呼びます)の長さが短いのか長いのかという違いです。

新奇性遺伝子が短いとドキドキなどの興奮を引き起こすホルモン(ドーパミン)に対する感受性が高く、少ない刺激で十分な

興奮を感じることができます。つまり、ドキドキし易いのです。そのため、内向型の人(新奇性遺伝子が短い人)はゆったりの生活に

なんの不満もなく、スリルやリスクを求めたりしない傾向があります。

 

 

一方、新奇性遺伝子が長い(外向型の人)はその逆で、ドキドキ引き起こすホルモン(ドーパミン)に対する感受性が低いのです。

そのため、ちょっとしたことでは興奮を得られず、たくさんの刺激を求めるといわれています。

 

 

では、なぜドキドキが必要であるのか?ということになります。

その理由は「快感」と関係しています。内向型の人も外向型の人も快感を得たいという点では同じです。しかし、なにによって快感を得ることが

できるかが異なります。ドキドキを引き起こすホルモン(ドーパミン)の感受性が低い人は快感を得るためにたくさんの刺激が必要になります。

ところが、感受性が高い人の場合、同じ程度の刺激を与えたら不安に感じてしまうのです。

 

 

外向型・内向型の違い

 

 

整理するとこのようになります。

 

・外向型(ドーパミン感受性が低い)

1 快感を得たい

    ↓

2 たくさんドーパミンが必要

    ↓

3ドーパミンをたくさん出すための指令が必要(アドレナリン)

    ↓

4 体が活動状態にならないとアドレナリンが出ない

    ↓

4 たくさん活動する

 

一方、内向型の人(ドーパミン感受性が高い)

 

1 快感を得たい

   ↓

2 少しのドーパミンでこと足りる

   ↓

3 少しの活動で十分

   ↓

4 活動が少ない

 

 

あなたの周りの活動的な人とゆったりとしたペースを好む人などの行動の違いがなんとなく理解できたでしょうか?

次回は内向型、外向型の人の行動や思考の特徴について書いていきたいと思います。

 

 

まとめ

 

内向的 → 新規性追求遺伝子が短い

新規性追求遺伝子短い → ドキドキしやすい

ドキドキしやすい → 快を得るのに少ない刺激で脳は満足する

 

外向的 → 新規性追求遺伝子が長い

新規性追求遺伝子が短い → どきどきしにくい

ドキドキしにくい → 快を得るのにたくさん刺激が必要

 

前回の記事です。復習に使いたい方はぜひご覧ください。

psychobooks.hatenablog.com

 

 

参考文献

 

 

スーザン・ケイン(2013). QUIET the power of introverts in a world that can't stop thinking

(スーザンケイン, 吉草秀子(訳)(2013)QUIET 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力  株式会社講談社)